職場で出会った問題がある人

私が以前働いていた職場で出会った問題がある人は、判断力決断力が欠落した直属の上司(課長)でした。社員で判断できることはもちろん自分たちで決定しますが、上司に確認しなければならないこと、前例がないことなどどうしても指示を仰がなければならないことはあると思います。しかし、その課長に相談しても、「私は分からない。どうしたらいいんだろうね。」とまったく考えるそぶりすら見せません。以前こういうことがあったので、それを踏まえると私はこうするのがいいと思いますと言うと、ようやく「あなたがそう思うならそうね。」と言うだけ。それで何か問題があったなら、もちろん責任なんて取ってくれるわけもありません。お客様が苦情を言っていても、応対を自ら代わるなんてところは見たこともないです。それどころか「休憩に行ってくるから、何かあったら呼んでね」と立ち去ろうとします。逃げているのか、本当に何かが起こっているのに気づいていないのか、私たちは理解ができませんでした。さらに上の部長が注意しても変わらないので、何とかしてもらおうと人事部に経緯を報告。するとすぐに調査に来てくれたのですが、部下の私たちがもめ事を起こして、和を乱しているという風に注意を受けました。結局、1年後の異動で軽めの降格になりましたが、決定権があまりない役職に就いて楽しく働いているそうです。年功序列である程度の年齢になると自動的に昇格をしていくことはどの企業でもあると思いますが、本人にやる気がなく、能力のない無理な昇進は本人も周りも幸せになりません。そして、何事も穏便に済ませたい、面倒は起こしたくない、と思う人ばかりの人事部は機能していないも同然なので、解体してしまえばいいと思った出来事でした。

職場にいる女性

職場にいる女性で、非常にとげのある発言を繰り返し、雰囲気を悪くしている方がいます。その方は物の見方がゆがんでいるところがあり、事実と異なることで人に対して怒ることがありました。また不穏になるタイミングは決まっており、職場の中で周囲が忙しくて話しかけてもらえなくなった時や、自分の作業進行が遅れそうで不安になる時です。周りに対して怒りを向けているように見えて、実はとても不安の強い人でした。かつて虐待に近い養育を受けていることを話しており、別れた夫からはDVの被害があったようです。そのため周囲の人を信用できず、不安になると、その感情を発散させずにはいられなかったのです。それが分かってからは、こちらが何かしたから不穏になっているのではなく、本人の中で勝手に怒っていることと、気にしないように心がけました。しかしいざとげのある言葉を自分が向けられると、腹が立ちますし、傷つくこともあります。その際は、事情をよくわかっている同僚に愚痴をこぼして、いったん自分の感情も吐き出すようにしました。その方も感情的な時は、感情に支配されており、後になると辻褄が合わないこともあります。そのため、その時の具体的な会話のやり取りの内容は気にしないように、忘れるようにしていました。

無駄な残業をして残業代を稼ぐ先輩社員

以前に無駄な残業をして残業代を稼ぐ先輩社員がいました。特に何をするわけでもなく会社に残り、残業と偽っていたのですが、一番ひどかったには会社で新しいソフトを購入した時です。当時自分が務めていた会社の部署は、デザイン課でした。そして効率よくデザインできるソフトを仕入れ、すべてのコンピュータにインストールした後、勉強のための残業が許されることになりました。このソフトの使い方を学ぶために、仕事が終わった後に居残りが許されたのです。そして勉強した時間に応じ、残業代が支払われました。問題の先輩はここぞとばかりに会社に居残りました。そして勉強と称してこのソフトを使い、わけのわからない絵を次々と書いていったのです。しかしとうとう同僚からのタレコミがあり、上司がこの先輩に制裁を加える日がやってきました。上司に叱られて小さくなっている先輩の使っていたコンピュータの画面には、下手くそなドラえもんの絵が描かれていました。この時は怒る上司、上司に怒られてシュンとなっている先輩社員、そしてそに後ろにあるドラえもんの絵という、なんとも言えないシュールな光景でした。この手の人はガツンと怒られると行動を改めます。誰にも見られていない時や、自分の非を指摘しなさそうな人たちに囲まれていると強気になるのですが、自分よりも立場の高い人に怒られると、気が萎縮してしまうのです。https://www.ningenkankeitukare.com/entry/189.html