職場にいる女性

職場にいる女性で、非常にとげのある発言を繰り返し、雰囲気を悪くしている方がいます。その方は物の見方がゆがんでいるところがあり、事実と異なることで人に対して怒ることがありました。また不穏になるタイミングは決まっており、職場の中で周囲が忙しくて話しかけてもらえなくなった時や、自分の作業進行が遅れそうで不安になる時です。周りに対して怒りを向けているように見えて、実はとても不安の強い人でした。かつて虐待に近い養育を受けていることを話しており、別れた夫からはDVの被害があったようです。そのため周囲の人を信用できず、不安になると、その感情を発散させずにはいられなかったのです。それが分かってからは、こちらが何かしたから不穏になっているのではなく、本人の中で勝手に怒っていることと、気にしないように心がけました。しかしいざとげのある言葉を自分が向けられると、腹が立ちますし、傷つくこともあります。その際は、事情をよくわかっている同僚に愚痴をこぼして、いったん自分の感情も吐き出すようにしました。その方も感情的な時は、感情に支配されており、後になると辻褄が合わないこともあります。そのため、その時の具体的な会話のやり取りの内容は気にしないように、忘れるようにしていました。